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肩こりが他で良くならない理由

良くならない理由

テレビ、雑誌、整体、カイロ、整骨院、数多くの整形外科医が発する、肩こりの原因が全世界共通の西洋医学教科書にある本当の痛みの原因と一致していないことが多いのが現状です。

違う原因をもとに治療を組み立てて、果たして改善できるでしょうか?

 

本当の肩こりの原因とは?

医学部の教科書「標準生理学」に、痛みの説明があります。

  • 深部痛(慢性化した痛みのことです)

「筋肉が収縮することで痛みが起こる。」「筋肉の血液の流れを止めると痛みが起こる。」

  • 軸索反射

「血液の流れが改善されると、「こり」「しびれ」「痛み」が解消する。」

 

世界共通で医学を志す者が習う教科書に、「痛みの原因は、筋肉の収縮や血行不良」とあります。

本当の肩こりの原因をもとに、よくあるセルフケアから始まり、マッサージ、整体、カイロ、整骨院、整形外科の治療を受けても良くならなかった理由を解明していきましょう。

 

≪整形外科の牽引≫

「ストレートネックによる肩こり」という概念から引っ張ることで、圧迫から解放することを目的としています。症状が改善されるほどの筋弛緩や血行不良の改善には至らない場合が多いです。

 

≪電気治療などの一般的整骨院・病院の治療≫

電気によって、血行が一時的によくなる可能性もあるので、一時的に痛みが楽になるかもしれませんが、筋弛緩はできないため、すぐに血行不良が起きて症状は再発するでしょう。

 

≪湿布・痛み止めの薬・注射≫

痛みを感じなくしているので、効能が切れればまた痛みが出ます。怖いのは、痛みを感じない状態で動くことで筋繊維が傷ついたり断裂することで、さらに筋繊維が硬くなることです。そうなるとどんどん治る時間を確実に伸ばしてしまいます。

 

≪リラクゼーションマッサージや整体の揉みほぐし≫

マッサージ

筋繊維を壊さずにほぐすことは、結構難しく、よほどうまい人でなければ無理です。リラクゼーションマッサージや整体の揉みほぐしは、基本刺激を楽しみますが、楽しむほどの筋肉の刺激をはじめ痛いほどの刺激は、結構筋繊維を破壊している可能性があり、長い年月受け続けると、より強い刺激でなければ気持ちいいと感じられなくなります。それは、『筋繊維が壊れる⇒修復』を繰り返すことで起きます。

血行不良は、刺激の間はよくなるので、一時的に症状が改善したように感じることはあると思いますが、刺激=ポンプ作用が無くなれば、血行不良状態に戻り、痛みが再発します。

ここで、野生動物を想像してください。犬や猫でもいいです。筋肉は人間と比べて異常にやわらかいですよね?というより人間が異常に硬いのです。だから、野生動物は「なでる」と気持ちよさそうにしますが、少しでも押したり揉んだりすると逃げてしまいます。本能的に嫌な刺激と感じるわけですね。筋繊維が壊されることを知っているからでしょう。刺激を喜ぶのは人間だけです。物足りないほどの優しい刺激でも明らかに症状が変化する施術は、確実に筋肉がやわらかくできているということです。

 

≪矯正≫

矯正と聞いて頭に浮かぶものは何ですか?最近流行の骨盤矯正でしょうか。

筋肉は骨と骨とを橋渡ししています。ですから筋収縮により骨と骨は近づきます。これが骨格のズレ=歪みです。骨盤に起これば、それを矯正するのが骨盤矯正ですが、筋収縮を解消せずに骨盤矯正をしても、家に帰る頃には戻っているでしょう。

筋繊維を傷つけず筋収縮を解消できなければ、矯正は一生受け続けなければなりません。

 

≪ストレッチ≫

ストレッチも、筋収縮状態によって、どの程度やっていいものかは人それぞれ違います。ストレッチで伸ばしている筋肉が痛気持ちいい状態でも筋繊維が傷ついていることもあります。

正常状態の筋肉を普通の輪ゴムとすると、筋収縮が起きた筋肉は直射日光で劣化した輪ゴムのような感じです。劣化した輪ゴムはちょっと伸ばそうとしても切れてしまいます。それと同じような現象が筋肉で起こります。筋繊維が切れるとカルシウムが筋肉内に蓄積します。繰り返されることで石灰化など起きてきて、改善に相当な時間がかかります。良かれと思って毎日がんばっているストレッチが、治りにくい状態にしている方はとても多いです。

私は家族にストレッチはしないようにさせています。

 

≪運動や筋力トレーニング≫

運動

肩回りの筋肉を鍛えると肩こりが無くなると聞いたことがあるかもしれません。もしかしたらお医者様に「筋肉をつけなさい」と言われたかもしれませんね。

オリンピック選手でも肩こりに悩まされる選手はたくさんいます。では、オリンピック選手ぐらいの筋肉ではまだ筋肉量が足りないということになります。「筋肉をつけなさい」というのは、オリンピック選手以上に必要ということになります。

そもそも、筋収縮している筋肉をトレーニングしたら、筋繊維はどんどん断裂します。そしてどんどん硬くなります。お医者様に言われたからと、痛み止めを飲んで筋トレや運動をしている人も実際にいらっしゃいますが、治るどころか壊しているので、運動や筋トレは即やめましょう。

 

≪ウォーキング≫

健康のために歩く。体力を落とさないように歩く。筋力が落ちないように歩く。と皆さん、よく歩こうとするまたはよく歩いていらっしゃいます。痛みがある人ほど、健康になりたいがために、歩くようになる方がとても多いです。

しかし、≪運動や筋力トレーニング≫と重複しますが、筋肉に老廃物や乳酸などが溜まって筋肉が硬くなり痛みが出ているのに、さらに歩くことでもっと硬くなるので、悪化するケースが大変多いのが現状です。痛いときには安静にする、または効率よく筋肉をやわらかくできる方法を施すことが、もっとも早く回復する方法です。

ウォーキングは最も簡単に出来て健康になれそうなイメージがありますが、痛みがない状態の時に、正しい歩き方で歩かなければ全くの逆効果になってしまう危険性があるので注意が必要です。ウォーキングをしている人が目に入りますが、残念ながら健康に歩けている方を見たことがありません。腰を痛め、O脚をより広げるための筋肉を鍛えてしまう歩き方になっていることがほとんどで、歩けば歩くほど不健康になってしまいます。

 

≪猫背矯正≫

姿勢が悪いため肩こりになるという概念から、猫背矯正を呼びかけることがよくあります。猫背は筋肉の収縮により骨が引っ張られて起こります。姿勢が一時的によくなっても、筋肉は収縮し血行不良が起きますので、やはり筋肉をやわらかくすることが重要です。その結果として猫背は自然と矯正されます。

 

≪ストレートネック矯正≫

ストレートネックは筋肉の収縮により骨が引っ張られて起こります。骨だけ矯正しても、筋肉の収縮を解放しなければまたストレートネックになってしまいます。筋肉をやわらかくすれば、ストレートネックも解消します。

 

 

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